【2022年度総括】デジタル化意識醸成セミナー『業務改善アドバイザーに聴く!人員管理を効率的に~事務をシステムに任せる』(2022年度 第4回目)を実施しました

2023年1月18日(水)「2022年度 第4回デジタル化意識醸成セミナー」を開催しました!
今回の意識醸成セミナーは「人員管理」がテーマでした。

現地・オンラインのハイブリット開催にて実施し,多くの方にご参加をいただきました。
皆様ありがとうございました。

【開催概要】

  • 日時:1月18日(水)15:00~16:30
  • 開催方式:現地,オンライン(ZOOM)のハイブリット開催
  • 参加者:現地 2名/オンライン 18名
〈講演内容〉

中小企業の大きな課題となっている人材不足。
不足している人的リソースを”デジタル化”で補う手段について導入事例を織り交ぜながら,今後の取り組みの在り方について講演をしていただきました。

1 なぜ,人員管理のデジタル化が必要なのか

中小企業においては人材不足が課題となっている。

  1. ① 人材を募集してもなかなか集まらない
  2. ② 今いる人材が退職することもある
  3. ③ 仕事量がもちろん減るワケではない
  4. ④ 年齢層がどんどん高くなる
  5. ⑤ 後継者問題にもつながってくる

この状況の中,今取り組んでおくべきこととして次のことがあげられる。

  • 今いる人材で環境改善を行う
  • 人がしなくてもいい業務の見直し
  • システムを活用して時間を生み出す
  • 次世代の人材を育成する

上記の推進にあたっては,働き方改革関連法についても配慮しながら,システムを活用して人員管理を行うことで健全な運営につながり,生産性や業績が向上し従業員が安心して働ける会社となる。

2 どんなツールで管理すれば良いか?

管理(マネジメント)を行う上では,「人」の管理ではなく,① 仕事の「時間」を管理,② 仕事の「スケジュール」や「タスク」を管理することが重要となる。
気をつけることとして,マイクロマネジメント(上司が部下の仕事を細かく管理すること) は適度に行うこと。

今回は勤怠管理システムや業務の効率が上がるツールを,株式会社サンエイでの導入効果を踏まえて紹介。

  • 勤怠管理システム
    導入ツール:Touch On Time(勤怠管理),Money Forward(給与明細電子化)
    勤怠管理から給与計算」まで従来では5日間ほどかかっていたが導入後は「10分」。
    有給休暇の取得状況や残業時間も自動で可視化され管理がしやすくなった。
  • 業務の効率化ツール
    導入ツール:Microsoft365
    各自の手帳でスケジュール管理を行っていたため,スケジュール調整に1~2日かかっていたが,導入後は社員全員のスケジュールが見えるようになり,調整時間のコストを削減できた。
    スケジュール管理以外にもビジネスに必要な各種アプリケーションが利用可能。
3 これからの取り組みについて

今後の働き方について,デジタルツールの活用は避けられない状況となっている。
管理(マネジメント)を上手に行うことで,生産性・効率向上につながり,業績向上が図れる。
また,管理(マネジメント)を通して健全な会社運営を行うことで,会社と社員の幸せの両輪につながる。

講演している西谷幸雄さん 
画像:講演している西谷幸雄さん

会場全体 
画像:会場全体

第4回 デジタル化意識情勢セミナーハイライト動画

〈アンケート実施結果 ※一部抜粋

● セミナー時の反応(Mentimeter使用)

本日の感想や質問を送ってください

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● 事後アンケート

第4回デジタル化意識醸成セミナー総合満足度

第4回デジタル化意識醸成セミナー総合満足度

第4回デジタル化意識醸成セミナーに参加後,
人員管理の効率化に取組む意識の変化

第4回デジタル化意識醸成セミナーに参加後,人員管理の効率化に取組む意識の変化

本セミナーを通じてツールを導入することで業務を効率化をできる効果を身近に感じていただき,出来るところから取り組んでいただくきっかけにしてもらえればと思います。
しかし,デジタルに関する知識のある人材がいない等,ツール導入はハードルが高く感じてしまうかもしれません。

また,「びんごICT相談所」ではツールの導入や活用の支援も並行して行っております。
取り組みたい方はぜひ,「びんごICT相談所」までお気軽にご相談をお待ちしております!

びんごデジタルラボ事務局